ピアノ調律

なぜピアノには調律が必要なの?

ピアノの弦は常に1本あたり90kg、全体では約20tにも及ぶ強い張力がかかっています。
そのため、時間がたつにつれてわずかずつですが音律に狂いが生じてきます。また、外装は強い張力にも耐えられるように頑丈に作られていますが、ピアノの内部には羊毛など、天然素材が多く使われており、まるで私たち人間のように温度や湿度に敏感で、絶えず、環境の変化による微妙な影響を受けています。

定期調律はピアノの健康診断です。

弾かれる時間が多いピアノは、それだけハンマーが弦をたたく回数が増えるため、音律の狂いは大きくなりやすく、フェルト等の磨耗も増えます。だからといって、あまり弾かれないピアノは大丈夫かというとそうではなく、放置される時間が長いと湿気による金属部品のサビの発生や虫食いによる備品の劣化を見落としてしまいがちで、楽器としての性能を著しく落としてしまう恐れがあります。

こんな症状でていませんか?

  • 中央のペダルを踏んでも消音にならない
  • 鍵盤の戻りが遅い
  • 鍵盤が落ちたまま上がらない
  • 音が鳴らない
  • ピアノ音と一緒に金属音がする
  • 右のペダルを踏んでも音が響かない
  • 演奏をやめても一ヶ所だけ音がのびたままになる

株式会社 日本楽芸社 ピアノ技術部について

日本楽芸社の調律技術者は、

「すべてのピアノに対して最善を尽くし、ピアノ本来の持つ美しい響きを引き出す。」

 

という信念のもと、ヤマハ正規特約店(ヤマハピアノコアストア選出)およびベヒシュタインピアノ取扱店として、技術力を日々向上させています。約10名の技術者が所属し、毎月実技研修や事例発表を行いながら技術をアップデートしています。

一般のご家庭のピアノ調律はもちろん、福岡市近郊の学校や公共施設、コンサートチューナーの資格が必要となる音楽ホールなどでのピアノメンテナンスも行っております。

また弊社では、「整調」という項目をピアノ調律には欠かすことができないものと考えており、別料金にはしておりません。

ピアノの整調について

ヤマハ 音遊人(みゅーじん)より転載

 

調律師としてプライドを持って、「調整」、「整調」、「内部清掃」を行うことで、お客様のピアノをしっかりとケアします。防錆・防虫剤などのオプションはお客様環境に応じて、必要と判断したらご提案します。

株式会社 日本楽芸社のピアノ調律師たちの写真

ピアノ調律料金

※料金は税抜きです

基本調律料金

  • アップライトピアノ 17,000円~
  • グランドピアノ 19,000円~
    (福岡市近郊の出張料金を含んだ価格です)

※長期に渡って調律をされていない場合や、修理、部品交換が必要な場合は、 別途料金がかかる場合がございます。
出張見積りも行っておりますのでお気軽にご相談ください。
尚、出張見積もり費用については、調律・修理お申込の際にご返金させていただきます。

講師の方、定期調律(2回目以降)のお客様の調律料金

  • アップライトピアノ 14,000円
  • グランドピアノ 17,000円
    (福岡市近郊の出張料金を含んだ価格です)

キャッシュレス決済に対応しました!

カード決済はもちろん、楽天Edyなどの電子マネー、交通系電子マネー、PayPayやメルペイ、Alipayなどのコード決済にも対応しております。調律ご予約時に電子マネーを使用されることをお知らせください

調律で使える電子マネー一覧

その他のサービス

ピアノに消音ユニットを後付する

お子様の自宅練習用やご自身のためにアコースティックピアノをお持ちでも、周りへの音が心配…とお悩みの方や、実家からピアノを運んで来たけどマンションだから音の問題で困っている方に、株式会社 日本楽芸社では、アコースティックピアノにサイレントユニット(消音)を後付することができます。

ピアノオーバーホール

株式会社 日本楽芸社では、弾き込んだ老朽化して不具合が起きるピアノのオーバーホールについて多数の実績がございます。毎年の調律だけではまかないきれない部分をしっかりと修理・補完することで、さらに熟成したピアノに生まれ変わります(写真は公共ホールのピアノオーバーホールの様子)。

ピアノのオーバーホールは内部アクションだけでなく、外装塗装も含めて大掛かりな作業となり、数十万円の費用がかかるのが一般的です。正規ヤマハ特約店であり、ピアノ技術者のトップであるコンサートチューナーが所属する株式会社 日本楽芸社技術部と一緒に、綿密なお打ち合わせ、お見積りを確認した上でご検討ください。

ピアノ買取査定・下取り

弊社でお引き取りしたピアノは、ピアノ技術部で丁寧にメンテナンスされて、藤崎本店ピアノパークに並びます。そして、そのほとんどが、ピアノを習われているご家庭に購入いただき、また大切に使われます。

「あの時、おじいちゃんとおばあちゃんが買ってくれたピアノ」
「毎日、先生といっしょにがんばって弾いたピアノ」

そんな思い出の詰まったピアノと別れるお客様のお気持ちに寄り添いながら、私たちは買い取りから販売までを一貫して行うことで、お客様にご満足いただけるご提案を提供しています。

ピアノオーバーホール
ピアノオーバーホール1
ピアノオーバーホール2

ピアノ調律の頻度についてミニコラム

買ったばかりの新品ピアノ

ピアノ弦、コマなどがまだ落ち着かず、音の狂いが早いため、最初の1~2年は、半年ごとの調律を推奨しています。
ご購入時の「納品後調律(サービス)」から約半年後に2度目の調律を行い、ピアノの状況を見ながら判断することが多いです。

落ち着いてきたピアノ

使用環境にもよりますが、年1回は調律を行うことをおすすめします。それにより正しく美しい音を出せる状態に弦の張力を調整することはもちろん、湿度や寒暖差などによるピアノ内部の状態を確認し、しっかりと調整することで、ピアノは本当に長く使用することができます。

調律をしていないと

ピアノは繊細な楽器であり、時間の経過とともに音が狂ってしまいます。強固であることが世界に知られるヤマハピアノであってもやはり限界があります。特に長期間調律をしない場合、音程のズレが顕著になり、正確な音を保つことが難しくなります。こうした状況で練習を続けると、間違った音程での演奏が身についてしまう恐れがあり、これは特にお子様や初心者のピアノ学習者にとって大きな問題です。

正しい音程で練習することは、音感を育てるうえで非常に重要です。調律をしないことで、音感が狂ってしまい、後々正しい音程を身につけることが困難になる可能性があります。また、調律が適切に行われないピアノは、音質が悪くなるだけでなく、弾き心地も悪化し、ピアノのメカニズム自体にも悪影響を与えることがあります。

定期的な調律を行うことで、ピアノ本来の美しい音色を保ち、健全な音感を育むことができるため、1年に1回程度の調律を推奨しています。

ピアノについてお困りのことがありましたら

株式会社 日本楽芸社 ピアノ技術部

TEL:092-843-0007

福岡県福岡市早良区藤崎1-21-16

公式LINEからもお気軽にお問い合わせいただいております

Piano Tuning | Nihon Gakugeisha

For a brand-new piano
Since the piano strings and components like the bridge are not yet stable, it is recommended to tune the piano every six months for the first 1-2 years. After the initial "post-delivery tuning (service)" at purchase, a second tuning is typically done about six months later, based on the condition of the piano.

For a settled piano
It is recommended to tune the piano at least once a year, depending on the environment. This helps maintain proper tension in the strings to produce beautiful and accurate sounds. Regular tuning also allows for checking and adjusting the piano's internal condition, such as changes due to humidity or temperature differences, which will prolong the instrument's life.

When the piano is not tuned
The piano is a delicate instrument, and its pitch deteriorates over time. Even durable pianos like Yamaha have limits. When left untuned for extended periods, the pitch deviation becomes significant, making it difficult to maintain accurate sound. Continuing to practice under these conditions can instill incorrect pitch perception, which is a major concern for children and beginners. Proper tuning is crucial for developing good pitch recognition. Without it, both sound quality and playability suffer, and the piano's internal mechanisms may also be damaged.

Regular tuning is recommended to maintain the piano’s beautiful tone and foster a healthy sense of pitch, ideally once a year.

If you are in Fukuoka and need piano tuning, it is recommended to contact Nihon Gakugeisha for reliable and professional service.